カナダ、ブリティッシュコロンビア州のブガブー州立公園で、ハイカーたちが宇宙ゴミに似た謎の金属球を発見し、その奇妙な外観が起源についての議論を巻き起こしています。

球体はくすんだ灰色の金属製で、いくつかの破片が溶接されており、目に見える印はなく、地球の大気圏に再突入する際の極度の熱と速度など、破壊的な何らかの出来事を経験したかのように見えます。

この発見は、地元住民と専門家の両方の好奇心を刺激しました。ロケットの一部ではないか、地球の大気圏に再突入した宇宙船の部品ではないかと推測する人もいます。また、地球外起源の可能性も排除しておらず、UFO論争に拍車をかけています。

球体を調査したカナダ王立天文学会ケローナ支部のクリス・ペリー会長は、「こんなものは見たことがない」と述べました。彼は、宇宙ゴミの特徴を持っているものの、その独特の構造は、彼が知っている既知の宇宙船の破片とは一致しないと指摘しました。

現在、球体の正確な起源と目的を特定するために調査が行われています。この発見は、未知の物体の存在数を示唆しており、科学者とUFO愛好家の両方の想像力を捉え続けています。